伝統的工芸品 石州和紙久保田

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日本一丈夫な和紙「石州和紙

約1300年の歴史の日本一丈夫な和紙といわれる良質な仕上がりの「石州和紙」は美しい日本海に面した島根県浜田市三隅町から生み出され、1989年に経済産業大臣指定の「伝統工芸品」指定を受けました。

今音は、この素晴らしい石州和紙を用いたオリジナルのデザイン鶴を制作しております。

伝統にこだわりつつ新しきものへのチャレンジをされている <石州和紙久保田>の素敵なシルクスクリーンを是非一度、お手に取ってその繊細かつ上品な手触りを感じて頂けたら幸いです。マイナスイオンを感じるような、心が研ぎ澄まされる最高の和紙と言っても過言ではありません。

 

★ 石州和紙のこだわりの原料

石州和紙は、原料に楮・三椏・雁皮の表皮を使い、補助材料として「トロロアオイ」の根より出る「粘液」を混ぜて作られている紙です。(製造工程

◆原料・楮栽培 – Raw Material / Cultivation Kozo

クワ科の落葉低木で、3mあまりに成長します。

3月から畑を耕したり草刈りをしたり、いろいろと手をかけて育てています。6月か7月になるとかなり大きくなり、夏になると今度はどんどんめがでて枝が出てきます。土壌によって、原料が柔らかい感じになる特徴があり、そういう種類のものを栽培してもらっています。

A deciduous shrub belonging to the mulberry family that grows to about 3m in height.

◆ 原木刈り取り  Harvesting raw materials

◆ 原料蒸し  Steaming branches ( Kozo mushi )

◆ 原木剥ぎ  Stripping the bark (kawa hagi )

◆ 黒皮乾燥    Drying black bark

剥いだ黒皮は束にして、自然の風に当てて乾燥します。十分に乾燥した後は、貯蔵しておきます。

The stripped black bark is tied up in bundles to be dried in the wind. After drying well,the bark is stored.

石州の場合、茶色は黒皮というのですけれど、これが表皮です。

そしてこの内側が白皮です。

そしてここに緑っぽい薄い皮がありますが、これは 甘皮といってこれを残すことによって繊維と繊維の絡んでいるところが浸透して、紙自体が強靭なものになります。石州ではこの強靭さを出すためにやはりこの甘皮を入れます。

それはやはりこの土壌を含むいろいろなもの、いい意味があります。今、 農家の方がだんだんだん少なくなっておりますから自分達で畑をかりて栽培をするというようなこともしております。

◆ 黒皮そぞり     Scraping black bark (sozori )

◆ 水洗 Washing (suisen )

◆ 煮熟 Boiling

◆ 塵取り Removing impurities (chiri tori )

◆ 叩解 Beating ( kohkai )

~トロロアオイ Tororo-aoi ~

日本の手漉き和紙は「流し漉き」の製法で作られ、補助材料としてトロロアオイを用います。

原料を綺麗に分散させたり、和紙と和紙がくっつかないようにしますが、のりとはまた違う作用です。このトロロアオイがなかったら紙がひっついてしまい、和紙ができないので、ほとんどの産地ではトロロアオイを使っています。

   ねばり→写真  

◆ 抄造(棒まぜ) Making the sheets ( kamisuki )

◆ 数子 Kazushi

◆ 調子 Choshi

◆ 捨水 Sutemizu

◆ 紙床移し Moving sheets to paper beds

◆ 圧搾 Pressing out water (assaku)

◆ 紙床剥がし Stripping ( shito hagasi )

◆ 千板貼り Brushing ( hoshiita hari )

◆ 天日乾燥 Drying ( kansoh )

◆ 選別 Selection (senbetsu )

 

~ 道具 ~

~石州和紙久保田~                ~シルクスクリーン:花火~

  

★ 鶴音姫&石州和紙久保田 新作2018

~ 鶴音姫 Op-3 鶴のノクターン ~

       

~ 鶴音姫 Op-4 鶴花BOX ~

    

~ 鶴音姫 Op-5 天使の舞踏会・石州和紙 ~

~ 鶴音姫 Op-6 8分音符の響き ~